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2021.10.27
今回は、ホワイトニング後の「歯へのダメージ」があるのかという疑問にお答えします。
当院では、患者様の歯を削ったりすることはありません。また、ホワイトニングに使用するジェル(薬剤)の安全性については、アメリカを始めとする世界中の研究機関や大学で研究されています。
その結果、ホワイトニングは歯を傷めたり軟化させたりすることなく、安全に白くすることができると証明されています。
しかし、使用する際には、担当の歯科医師もしくは歯科衛生士の指導のもと、ご使用いただく必要がございます。
当クリニックでは、事前にジェルの取り扱い方法や歯のダメージを補えるようなホームケア方法など、丁寧にお伝えさせていただきます。安心してご来院ください。
ホワイトニングは安全性の高い施術法としてお伝えしましたが、副作用のリスクもございます。
それは、知覚過敏です。
ホワイトニングによる知覚過敏は必ず起きるものではございませんが、歯科医院からの指示を無視し、勝手に回数や時間を増やすと、知覚過敏の症状が出やすくなります。
もし、副作用を感じることがありましたら、担当者までご相談ください。程度により、ホワイトニングの回数や時間の変更をご提案させていただきます。
歯の表面に着いた着色は、歯のクリーニングで取り除くことができます。しかし、歯の内部に浸透してしまった色や、年齢を重ねるにつれ、黄ばんでしまった歯の色は、元に戻すことはできません…。
クリーニングでは、本来の自分の歯以上に、歯を白くすることはできないのです。
口腔内の歯へのダメージは日々の食事も影響します。食事の際は、口腔内は酸を出して常に損害を受けます。この症状を「脱灰」と呼び、エナメル質は唾液によって再石灰化されます。ホワイトニング後の歯を丈夫にするには、この再石灰化を促してエナメル質を保全することで、歯のダメージを修復できます。
当クリニックで提供しているデュアルホワイトニングでは、歯の内部から表面にかけて、歯を傷つけずに、白く、美しくすることができます。
まずは、お気軽にご相談ください。
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
■ 記事監修者:歯科医師 庄野太一郎
徳島県出身、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。