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2021.11.10
歯医者さんで受けるホワイトニングと、サロン(美容院やネイルサロンなどなど…)で行うホワイトニングは果たして何が違うのでしょう?今回は分かりやすく違いを解説します。
オフィスホワイトニングは、病院で受けるホワイトニングです。これは専用の機械と薬剤を取り扱う資格(歯科医師免許)を持った人でのみ取り扱うことができます。つまり、歯医者さんと違って、サロンではオフィスホワイトニングを受けることができません。
歯医者さんのホワイトニングは、皆さんの歯の色や適合を見て成分を調整します。これはお家で行うホームホワイトニングでも、歯医者で受けるオフィスホワイトニングでも同じで、より効果が出やすいように調整いたします。
サロンでの成分は、基本的にはの適合や色味に合わせた調整ができません。つまり、万人に使える成分を使用するので、人によってはあまり効果を感じないことも考えられます。また、成分的にも歯の表面についた着色が落ちる程度で、歯の本来の色を白くするのは難しいと考えられます。
歯医者では患者様の歯の形に合わせたトレイをご用意しますので、薬剤を綺麗に歯に接触させやすいです。サロンでは患者様ごとの調整が難しいので、多くの人が使用できるものを使用しますが、これは細かく調整したものではないため、装着しにくかったり、薬剤がはみ出て歯茎に付着しやすかったりします。
歯医者さん以外にもホワイトニングのサービスを提供する施設はありますが、着色だけではなく、歯本来の色味を白くすることに関しては、歯医者さん以上に効果を出せる施設はかなり限定的です。白くて健康な歯を作りたい方はぜひ歯科医院でホワイトニングをしましょう。
いかがでしたか?本格的に歯を白くした時はぜひ歯医者さんに行きましょう。サロンは歯の表面の着色を落とす程度のオプションのような利用でしたら効果があるかもしれません(効果は人それぞれで変わります)。
総合的に見てご自身のお口の環境を整えつつ、美しい見た目に近づけるのは歯医者さんならではのメリットですので、ご自身の目的に沿って選択しましょう。
■ 記事監修者:歯科医師 庄野太一郎
徳島県出身、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。